住まいづくりにかかる大切なお話
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1.住まいづくりにかかる「お金」の話
住まいづくりにはいろいろな費用がかかります。計画を進めるうちに、当初思い描いていた予算からオーバーしてしまったということも少なくありません。知っておくと安心な、建物価格の見方や総予算の考え方についてご紹介します。
◆「坪単価」とは？
住宅のチラシや広告でよく使われる「坪単価」という言葉。一般的に建物価格を面積で割り算したもので、設備仕様のグレードが同じであれば、単純に広い方が坪単価は安くなります。「坪単価●●万円より！」とあるのは、面積の大きなプランで計算したものが多いので、目安にする場合は、検討している建物の広さを伝えて、参考になる坪単価を聞きましょう。
◆「坪単価が安い＝お得」ではない！
坪単価には表示上の決まりがありません。どんなものまで含んでいるのか、建築会社によってまちまちなので、比較をする際には、十分に確認しましょう。また、坪単価によって、仕様設備が変わるだけならまだしも、構造部材や施工業者が変わることも。安いと思ったら、なぜこの坪単価でできるのか、納得できるまで尋ねることが大切です。
◆「坪単価」だけで判断しない！
「坪単価」と聞くと、単純に面積をかけると建物価格が計算できるように思いますが、建物価格を面積で割っただけの坪単価の場合、「一坪広げると坪単価分上がる」訳ではありません。逆も然りで「一坪狭くすると坪単価分下がる」訳ではありません。同じ一坪でも、基礎の長さや仕上げ材の量は異なりますので、間取りを変更する際には、建物価格を確認することを忘れずに。
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